立体炊飯器(シャリプロ)の基本

AIHOは、実は業務用大量炊飯の分野で全国シェアトップクラスを誇っていることをご存知でしょうか?
その技術力を活かし、省スペースでも美味しいご飯が炊けるように開発されたのが「立体炊飯器(シャリプロ)」です。
今回は、そんな立体炊飯器の基本の使い方をご紹介します。


≪目次≫
① シャリプロってなに?
② 炊飯能力と対応シーン
③ モード説明
④ 美味しく炊くポイント

① シャリプロってなに?

シャリプロとはマイコン制御で完全自動化された立体炊飯器で、限られたスペースで高品質なご飯を大量に炊飯したい方にお勧めの炊飯器です。
「かまど炊き」を再現した燃焼室構造でムラなく美味しく炊飯できる『ガス式 シャリプロ』と業界初、炊飯器として初めて「カーボンヒーター」を採用し熱効率に優れ省エネと美味しさを実現した『電気式 シャリプロα』の2種類があります。
さらに、ガス式には低輻射仕様の機種もあり、厨房内の温度上昇を抑えて、より快適な作業環境作りにも繋げることができます。
今回は、『ガス式 シャリプロ』についてご紹介していきます。

② 炊飯能力(最大炊飯量)と対応シーン

シャリプロは1釜あたり最大7kgの白米を炊飯可能で、炊き上がりは約16.1kgになります。本体は2段タイプと3段タイプがあり、3段タイプの場合、1台で最大約48.3kgの白飯を炊飯することが可能です。
主に社員食堂・単独校・病院・福祉施設などの現場で多く使用されています。
※無洗米・炊込ご飯・おかゆなど条件によって炊飯能力は変わります。最大7kgは普通精米の場合ですのでご注意ください。

③ モード説明

いろいろな炊き方に対応できる、シャリプロの便利な機能

シャリプロには、様々な炊飯に対応できるよう「白飯」「無洗米」「炊込み」「おかゆ」の4つの炊飯モードが搭載されています。

さらに、炊飯時間を手動で設定できる「タイマー炊飯」機能も備えており、早切れの心配のあるレシピや、連続して炊飯を行う場合など、状況に合わせた炊飯調整が可能です。
米質、水温、季節などによってご飯の炊き加減は変わってきます。シャリプロは手動で「炊き加減」の調整もできますので、適切な設定値に調節して炊飯いただけます。

お米の状態に合わせて、ボタンひとつで調整

お米の状態や炊飯量に応じて選べる4つのモードをご用意しています。

・浸した米:浸漬した米
・少量炊き:少量で浸漬していない米
・浸した米+少量炊き:少量で浸漬した米
・表示なし:浸漬していない米

また、各段ごとに炊飯開始までの時間を調整できる「あとで」キーを使えば、炊き上がり時間をずらすことも可能です。
必要なモードを選ぶだけで、あとは機械が最適な炊き方で炊飯します。

誰でも使いやすい、シンプルな操作パネル

操作パネルは、選択した項目だけ点灯するシンプル設計。今どんな設定になっているのかがひと目で分かるので、誰でも簡単に操作ができます。

それでは、例として「白飯 浸漬あり 少量炊き」の場合の実際のパネル操作の様子をご覧ください。

④ 美味しく炊くポイント

ここからは、ご飯をふっくら美味しく炊くための基本ポイントをご紹介します。

・洗米はやり過ぎない

洗米をし過ぎると、お米同士がぶつかって割れてしまう原因になります。
力を入れず、短時間でやさしく洗うことが大切です。

・浸漬はしっかり行う

浸漬の目的は、お米に十分な水分を吸収させることです。
季節や水温にもよりますが、目安として約60分浸漬することで炊飯時の炊きムラを抑え、均一な炊き上がりにつながります。
※シャリプロには浸漬していないお米を炊くモードもあります。浸漬することが難しい場合は、是非ご活用ください。

・浸漬水は入れ替える、または炊飯前に底から混ぜる

浸漬中の水には、米から溶け出したデンプンが含まれています。
可能であれば水を入れ替えることで、対流が良くなり炊きムラを抑えることができます。水の入れ替えが難しい場合でも、炊飯前に釜の底から軽く混ぜることで、早切れ(加熱ムラ)の予防になります。

・炊飯器の最適な炊飯量を知ろう

炊飯器にはそれぞれ炊飯能力(最大炊飯量)とは別に、さらに美味しく炊飯するための最適な炊飯量が設定されており、『ガス式 シャリプロ』の場合は、4~6kgといわれています。
お米を入れすぎると釜内の対流が悪くなり、炊きムラの原因となるため最適な炊飯量を守って炊飯できると良いですね。

・蒸らし工程を大切にする

蒸らし工程中に芯までしっかり加熱され、ふっくらとした食感に仕上ります。
蒸らし時間が短くても加熱不足に、長すぎてもベタつきやすくなるため、適切な時間を守ることが大切です。

・炊きあがり後は切るようにほぐす

炊きあがったご飯は、釜の上下で水分量に差があります。全体を切るようにほぐすことで、余分な水分を飛ばし、釜内のご飯を均一にできます。これにより、粒立ちの良いご飯に仕上ります。炊きあがったら早めにほぐして保管しましょう。

いかがでしたか?
AIHOではシャリプロ以外にも、大量炊飯に適した「連続炊飯機」の取扱いや、精米とごはんの品質を測定・分析する「ごはんの顔診断」も行っています。

また、AIHOのテストキッチン美厨(ミクリ)ではシャリプロを「ガス式」と「電気式」どちらも実際に体験いただけます!ぜひお気軽にお問い合わせください。


このコラムは 管理栄養士 いながき が担当しました!
AIHOには炊飯のプロが沢山在籍しています。
炊飯に関して困ったことがありましたらぜひお声がけください。