スチコンの便利機能 vol.2 ~管理サポート編~

なかなか食材温度が上がらず心配になったり、記録忘れにヒヤリとした経験はありませんか? スチコン便利機能vol.2では、AIHOのスチコン“コンビオーブン”の、大量調理の現場で欠かせない“食材温度の確認”に役立つ機能をご紹介します!


≪目次≫
①HACCPチェック機能
②調理結果表示機能
③3本の芯温計設置

安心のHACCPチェック機能

操作パネル内の「機能」ボタンから、「HACCPチェック設定」選択、「芯温・時間・延長時間」で設定することができます。

『大量調理施設衛生管理マニュアル』では、加熱調理食品は中心部が75℃で1分間以上まで加熱するようにと記載されています。大切な衛生管理をサポートしてくれるのが、HACCPチェック機能の魅力です!

設定した温度で時間に達しない場合は、自動で加熱時間を延長することができ、自動でHACCP基準をしっかりと守ってくれます。 実際の現場では、中心温度を測って再度スチコンを閉め、タイマーで1分計測している施設もありますが、この「HACCPチェック設定」を行うだけで作業効率もアップすることができます。

調理結果表示で記録・管理が簡単に

調理終了後には、「機能」→「調理結果」から調理モード、温度、時間、芯温などを確認できます。

最大30件まで記録できるので、調理後も数日間にわたって確認が可能で「記録し忘れてしまった!」という場合でも安心です。 さらに、温度管理システム()を使用すれば、複数のスチコンの調理状況や調理履歴をパソコン1台で管理ができるので大変便利です。

もし異常が発生した場合でも、設定したパソコンへすぐにメールが届くので、万が一の時にも備えることができます。

芯温の3点確認で安全を守る

『大量調理施設衛生管理マニュアル』では、中心温度の確認は3点以上とされています。

こちらの機械では、芯温計を3本設置(※)することができます。食材の3カ所に芯温計を挿せば、扉を開けずに液晶パネルで手軽に温度確認ができるので、とても便利な機能とお客様からも喜びの声をいただいています。

スチコンの便利な機能を活用しながら、調理を楽しんでくださいね! vol.1では、スチコン調理の際に役立つ機能を紹介しています。こちらも合わせてチェックしてみてください。 次回のコラムは、スチコンのお手入れ方法を紹介予定です。お楽しみに♪

AIHOのテストキッチン美厨(ミクリ)ではAIHOのスチコン“コンビオーブン”を実際に体感いただけます!ぜひお気軽にお問い合わせください。

※温度管理システム、芯温計3本設置については、オプションになります。

このコラムは 管理栄養士 たかつ が担当しました!
先日、スチコンでお餅を焼きました。
ぷくっと膨れて、おいしく焼くことができました!