スチームコンベクションオーブン(以下、スチコン)を長く衛生的に使うには日々のお手入れや洗浄が大切となります。 今回の記事では、AIHOのスチコン“コンビオーブン”のお手入れのポイントをご紹介します♪
≪目次≫
① AIHOのスチコンについて
② 日常のお手入れ方法
③ 時間を見つけてのお手入れ方法
④ 洗浄時の注意
AIHOのスチコンについて

今回お手入れ方法をご紹介するのは、AIHOが自社開発したスチコン“コンビオーブン”です。 コンビオーブンは電気式・ガス式があり、仕様サイズもさまざま取り揃えていますのでご施設さまに合ったものをお選びいただけます♪
日常のお手入れ方法
調味料に醤油や砂糖など、焦げ付きやすい調味料や油が多い食材を使った後は、特にスチコンの中が汚れています。 AIHOのスチコンには、汚れの程度に応じて使い分けができる「標準洗浄」と「短縮洗浄」の2つのモードを搭載しています。どちらもガイダンスに従って洗浄を行うため、簡単に洗浄作業を行うことができますよ。
それでは、2つの洗浄モードの違いをご紹介します。

標準洗浄→庫内の汚れが多いときや、しっかりと洗浄したいときに選択します。
短縮洗浄→比較的軽い汚れのときや、次の調理までの時間が限られている場合などに適しています。
両方の洗浄モードには、共通して最後の乾燥工程の有無を選ぶことができます。庫内が濡れた状態のまま放置すると菌が増殖してしまいますので、しっかり乾燥させると良いでしょう。
ただし、調理回数が多くお昼休憩前に一度洗浄しておきたい場合など、洗浄後すぐに次の調理に入るようなケースでは、乾燥工程を省略することもあります。扉下の水受け部分に食材が落ちて詰まることもあるので、その際はこちらも取り外して洗うことも。こまめに洗浄をすると良いでしょう。
時間を見つけてのお手入れ方法
扉は二重ガラスになっていて、外側と内側のガラスの間も洗浄できます。 調理直後は扉が高温になっていますので、庫内が十分に冷えてから洗浄作業を行ってください。

また、定期的に棚やファンプレートを取り外して隠れた汚れを洗い流しきれいにしておくのがおすすめです。棚やファンプレートは垂直に持ち上げて手前にずらすことで簡単に取り外せます。 ファンまわりにも焦げがたまりやすいので、洗剤を散布してしっかり洗浄しておくと安心です。

洗浄時の注意
⚠洗浄する際は、中性洗剤、スチコンクリーナー以外の洗剤は使用しないで下さい⚠
スチコンクリーナーは非常に強力な洗剤ですので、使用時には保護メガネや炊事用手袋、マスクを着用するなど、十分に注意してお使いください。液体をスプレーボトルに移し替えるときや、庫内へ散布してスチーム運転後に扉を開けるときは特に注意が必要。蒸気によって目がしみることがあるので注意しましょう。
スチコンのお手入れを意識することで、衛生的により長くお使いいただくことができます!機器が正常に稼働すると省エネにも繋がりますので、日常的にお手入れを意識してみて下さいね♪
AIHOでは、スチコンの使い方や便利な機能を紹介するセミナーも行っています! 「スチコンをもっと使いこなしたい!」という方はお気軽にお問い合わせください。

このコラムは 管理栄養士 よしだ が担当しました!
最近感動したお掃除は高圧洗浄です。家の外のタイルなどを高圧洗浄機で掃除したらあっというまにキレイになりました(^^)スチコンのシャワーガンもレバーの握り具合によって水圧を強くしたり弱くしたりできるので、水圧を使い分けて洗浄しています♪