炊飯

第1回:炊飯はどう変化してきたのか。その歴史とは?

2023.06.08

お⽶の歴史は弥⽣時代から?

⽇本の歴史を遡ると、縄⽂時代から弥⽣時代に変わる頃に稲作が始まったと⾔われています。
当時のお⽶は、まだ古代⽶と呼ばれるもので、私たちが⾷べているものとは別物です。
今のような⽩⽶を⾷べ始めたのは、奈良時代でした。ただし、⾷べていたのは貴族だけ。
精⽶することが重労働だったことが理由のようです。

 

⾷べ⽅は、煮る、蒸す、炊く

稲作が伝来した当時は、⼟器で煮ていたと⾔われています。その後は、蒸す⾷べ⽅が⼀般的に。
蒸気で過熱しながら⽔を打つことで、煮るよりも短時間になったことが要因でした。 その後、かまどや⽻釜が使われるようになって、今のような炊き⽅が⼀般的になりました。

 

かまど炊きご飯は、おいしい?

昔ながらのかまど炊き。おいしいと⾔われる理由は、お⽶にしっかりと⽔分を含ませてから、強い⽕⼒でムラなく炊き上げるためです。また、かまど炊きで使われる⽻釜は、鉄やアルミで出来ているので、熱伝導率が良く、温まりやすく冷めやすいという性質があります。
釜全体に伝わった熱が、お⽶が均⼀に加熱するというのもポイントです。炊きムラがなく、⻭ごたえのあるご飯を楽しめます。

 

炊飯器が⼀般的になったのは戦後

⽇本で初めて炊飯器が登場したのは、1921 年。現在と同じような電気釜となり、⾃動式電気釜が登場したのは、1955 年でした。
そこから、機能が充実し、⻑時間保温できるようになったり、⽕⼒を調整できるようになったり。
ご飯をおいしく炊き上げるように、さまざまな技術が磨かれていきます。
おいしさを追求する姿勢は終わることなく、現在も、もっとおいしいご飯が炊きあがるように⽇々改良が⾏われています。

おいしいご飯の実現はAIHOへご相談ください。

 

 

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