ローストビーフ作りました。
11月中旬にさしかかり、愛知県の方でも紅葉が色づき始めております。
香嵐渓でも今週末あたり見ごろになるのではないかと思います。
この度、スチームコンべクションの見学にこられたお客様に提供させていただきましたローストビーフを紹介させていただきたいと思います。
材料
牛もも:500g
塩コショウ:適量
オリーブオイル:適量
スチームコンベクション温度設定
《ホットエアーモード 230℃ 》
《コンビモード10 70℃ 中芯温度60℃》
調理
準備1 : ホットエアーモード、230℃ 10分に設定し、予熱する。牛もも肉は常温に戻しておく。
①牛もも肉にオリーブオイルをぬるホットエアーモード、 230℃ 10分で加熱する。
②牛もも肉を取り出す。
準備2:コンビモード10 70℃ 中芯温度60℃に設定し、余熱する。
③牛もも肉に中芯温度計をさし、中芯温度が60℃になったら出来上がり。
④加熱後は肉汁が安定するまで冷却1時間ほどする。
中芯温度を60度に設定した理由は!:
60℃を過ぎると動物性タンパク質は凝固し始め加熱状態となります。
ローストビーフのロゼの状態は芯温では60℃前後です。
68℃を過ぎると動物蛋白は収縮が急に進み食感の堅い、ぱさつきやすい温度帯へと移行し始めます。
ちょうど68℃付近で加熱された温泉卵が出来上がり、さらに加熱温度の上昇によって
個体であるボイルエッグ(ゆで卵)になることを頭に浮かべていただくと理解しやすいと思います。
柔らかいローストビーフを作るときにはPointになります。
中はロゼ色で火の通りもうまく出来上がりました。
肉の食感も柔らかくとてもおいしかったです。
調理工程後すぐに冷却機にて冷却し、肉汁が安定するのを早めました。
肉を安定させずに切り分けると肉汁が流れ出てしまうので、気をつけて下さいね。
とてもおいしかったので家庭でも簡単にできないかなと調べてみるとフライパン一つで出来るものから、鍋を使う調理など、いろいろなレシピがありました。
簡単調理で食卓が華やかになりますので、クリスマスや誕生日など家庭で調理してみるのも良いですね。
今年のクリスマスは自分もフライパン片手に作ってみようかと思います。