鹿児島の夏2012 手紙 ~拝啓 鹿児島県学校給食会のみなさま~
処暑を過ぎ、朝夕はいくぶん過ごしやすくなってまいりました。みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、過日は校務ご多端の中、弊社のスチコン紹介の場をご提供いただきありがとうございました。
またこうして一年ぶりに懐かしいみなさまのもとへ戻ってくることができ感謝でいっぱいでした。
この一年、頭の隅にはずっと思ってきました。“今度会えるならこんな料理はどうかな、あんな作り方はどうかな・・・。”と。
保育園で働いていた当時、子どもたちに「おいしい食事を提供する。」「食に関心を持ってもらう。」「食べ物は命を作る。命を育てる。」ということを食を通して伝えることができればと願いながら、給食をつくっていました。
現在、おもに病院福祉を担当していますが、こうして時々実演先が学校だったりすると、機器の使い方、特性を踏まえた調理手技を伝えることで間接的にでも子どもたちにおいしい給食を届ける手助けができるのかなと、ちょっと思い入れてしまうところがあります。
実演中は集中して熱心に聞いてくださりながら、投入直前の下準備をしてくださり、またさりげなく臨機応変に会を進めやすく動いてくださる先生たちとの大きな一体感が、相乗効果でどんどん伝えたいことを届けられていく気がしました。
実演後、欲張って15種類ほど調理した料理もバイキング形式で楽しく、和気あいあいと食べられる姿を見てほっと緊張がとけました。・・・食べ過ぎましたね。
この研修を通して感じたことは 主体的で熱心で元気な鹿児島の先生たちがつくる給食を毎日食べられる子どもたちは・・・最高に幸せだということです!
今回、前日より準備を手伝ってくださった先生方、また写真のご協力、大変ありがとうございました。
末筆ながら、みなさまのご健康と益々のご活躍をお祈り申しあげます。
追伸。おいしい黒糖蒸しパンができましたら、またお知らせします!